2015 May

 


 

 
 
美しいインテリアと素晴らしいテーブルセッティング、何よりもはお心尽くしの お料理がいつも楽しみなO御夫妻のお宅。GWという事もあって早くか ら伺い 夕暮れを見ながらシャンパンを頂きつつさまざまに珍しいサラミやチーズ、そし て季節のアスパラガスと卵のオードブルへ。卵をご馳走になさる とはやっぱり 凝っていらっしゃる・・・。卵は難しいけれどお料理次第で「一品!」に仕立て られるもの。次々にサーヴして下さるお料理もワインも本 当に美味しくてあっ という間に深夜に!お喋りも尽きず、続きは我が家で・・・。

 

 

 
 
 
 
長い長いお付き合いの写真家H氏ご夫妻と久しぶりにお会いする。母もとても親 しくさせて頂いていたので、さまざまな思い出が蘇る。シチリア料理の このレ ストラン、陶器は全てオリジナルでシチリアの工房で作ったそうで色鮮やかなお 料理にぴったり。軽いシチリアのワインと、シーフードたっぶり のシチリア ン、数年前に訪れたシチリアの街、カターニャやピアッツァ・アルメリーナ近く の大富豪貴族のヴィラ・ロマーナ・デル・カサーレ、アグリ ジェントの古代ギ リシャの神殿群とあまりにも美しいコンコルディア神殿・・・、H御夫妻の世界 中の旅のお話と相まってお喋りは尽きない。旧知の友 人とイタリアンを頂きつ つゆっくり過ごす何よりも素敵な夜。

 

 

 
 
 
 
今年は母の最期もあり、事務所のスタッフにも主人のゼミの生徒さんにも大変お世話になった。そんなお礼のディナーの今晩。アトリエ階でのアペリ ティフに はイタリア、フランスからのチーズ。そして迫力のサラミ!いつものサロンに上 がって頂いて、今晩のメニューは無国籍風、イタリアンのオー ドブルにメイン はクスクス。イタリアから買って来たトリュッフのオイルは、ジャガイモやかぼ ちゃのようなほっくりした食感のお野菜にぴったり。ト リュッフの芳香は本当 に素晴らしい・・・。クスクスのエキゾティックな香りにコクのある赤ワインも ぴったり。何よりも皆さんがたくさん食べて下 さって本当に嬉しい。

 

 

 
 
 
主人のゼミの卒業生、U嬢がいらっしゃる。パリのゼミ旅行にご一緒して以来、 卒業後も折に触れ近況報告に来て下さるのでいつも話題がライヴで楽し い。主 人が遅い今晩、アトリエ階でまずはアペリティフ。母の写真を飾って私の近況も お伝えする。スプマンテとチーズやサラミですっかりゴキゲンに なったところ で主人も帰宅。ボイルした新じゃがにトリュッフのオイル、今晩はブイヨンタイプのクスクスを作る。デザートにはイタリアのリキュール たっぷりのヌガーと シナモンティー、何ともヨーロッパの味・・・。

 

 

 
 
 
同級生のK嬢とランチをご一緒する。中等科の時のテニス部の話から、フランス 語や留学と共通の話題が多く、いつもの通りあっという間に時間が経っ てしま う。ゆっくりお喋りしたいのでキッチンに立たなくても良いように、オードブル もメインもコールド・プレートに。白身のお魚をクール・ブイヨ ンで煮た冷製 にクスクスのサラダ、タブレを添えて。女子高等科を卒業してナント30年!お 互いに歩んできた道は違っても、会えばまるで昨日まで机 を並べていたかのよ う・・・。全てに丁寧で穏やかな雰囲気がとても素敵。

 

 

 
 
会社の引越しも終わり、登記簿の変更や経理など事務関係の仕事に追われる。パ リに戻る前に何とか終わらせたい。司法書士の先生と久しぶりにランチ をご一 緒する。東京の真ん中とは思えないペイヴメントの奥にある素敵なフレンチ・カ フェ。アンディーヴに胡桃や生ハムのたっぷり載ったサラダも何 だかパリのよ う。真っ白なクリームをかけて頂くクレーム・ブリュレは濃厚で絶品、パリより 美味しい! 初夏の陽射しが眩しい素敵な時間・・・。

 

 

 
 
 
パリに戻るともうすっかり初夏、マルシェには初夏らしいお野菜たちが色とりど りに・・・。白アスパラガスは正に今が旬、早速グリーンのアスパラガ スと併 せて茹でて溶かしバターで頂く。チーズもパリに帰った日のお楽しみ、珍しい種 類を少しずつ買えるのもマルシェならでは。

 

 

 
 
 
パリに帰るとまずは頂きたいエスニック。香草たっぷりのヴェトナム料理やラオ ス料理。どちらも本国に旅行に行って以来の大ファン!何よりもお野菜 がたっ ぷりで、長時間の移動で疲れた体には優しい上に香草のデトックス効果も期待で きそう。とにかく混んでいるので早く頂いてサッサと帰らなくて は!こんなと ころも日本にはないような、本場さながらのパリのエスニック。

 

 

 
 
我が家の近くのマルシェには香草だけを売るスタンドがある。バジルやパセリ、 フェンネルやアニスにミント。前を通ると芳しい香りがさわやか!着い た日に 必ず買うのはパセリとシャンピニオン・ド・パリ。 ホテル・リッツでお料理を習っていた時にシェフから教わった秘伝?フランス人 は本当にびっくりするほどパセリを使う。パセリの香りと刻んだシャン ピニオ ン・ド・パリの芳香は味のベースのような気がする。とは言え、私は切るだけの サラダで頂いてしまう・・・。香りの強いお野菜とハーブを何種 類か組み合わ せると、サラダとはいえ立派なパリのご馳走。

 

 

 
 
Plats index 初夏とはいえまだまだテラスで頂くのは少し寒い。でもメニュウはもうすっかり 初夏、ロゼワインにぴったりなオードブルが嬉しい。メインの付け合わ せもグ リンピースのピュレと子羊、久しぶりのビストロ・フレンチにサンジェルマンに 帰ってきた実感。 page top

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